適合性

異なるガラスの熱膨張による不適合はキャスティング、吹きガラス、バーナーワーク製作そしてフュージングに携わるお客様が日々直面する大きな問題の一つで す。市場にはいくつもの色ガラス製造業者があり、多くの異なった色の特性、膨張率そして粘性率を作り出しています。その上、透明バッチとカレットも多くあ ります。主たる透明のガラスと何が適合するのかを決めるのは大変に困難です。その上、ある製造業者の中には取り扱い商品に一貫性が無く、特に吹きガラスに 携わる方々は、どのようにして透明ガラスと他の違う色ガラスとを効果的にテストすればよいかという問題に翻弄されています。スレッドアンドリングテストは 必ずしも正確ではありません。特に多くの種類の色ガラスを比較テストすることには向いていません。業界に標準として出回っている膨張計は高価で、その正確 率は1~2%に過ぎません。膨張計は測り比べられるガラスのセットポイント,又はひずみ点が必要となり、そのテストにはもう一つの膨張計と同じぐらい高価 な粘性を測る計器が必要となります。この計器も又、膨張計と同じぐらいの正確率でしかありません。

ギャファーガラスはコーニング社と同じように偏光計とトライデント融合による熱膨張の検査を行っております。この検査は不正確な膨張計と粘度計を必要とい たしません。対照的にトライデント融合は簡単に読みとれ非常に正確なコントロールが可能です。どのスタジオでも安価で正確に行うことができます。テストの ために融合させた物は第三者に渡すことができ、その場で結果が比較できます。異なる粘性や、ヤング率、表面張力のような可変の性質にも効果を発揮いたしま す。


それぞれの色ガラスは溶解ごとに透明ギャファーマスターガラス (ギャファーバッチ参照) を参考に偏光計を使い評価されます。適合性の測定はナノメートル/センチメートルの光の減速度で測定されます。当社の目標基準は30nm/cm以下で、こ の誤差はLEC線状膨張係数 0.5 x10-7の範囲内です。外側の熱膨張のミスマッチ許容範囲限界といわれている 2.0 x 10-7 の範囲内にも十分入っています。(私たち個人の意見としては1.5が安全と思われます。) また、当社で検査させていただいた他の同業者の見本の7~8ポイントよりも明らかに優れています。

これらのテストを行い、納得出来る結果が出た製品だけが、世界の市場に出荷されます。吹きガラス用の色ガラスはトライデント融合テストと超音波での泡の検査を行い、合格した製品に限り“検査済み:適合性/超音波”のラベルが貼られます。

吹きガラス用のフリットもすべて適合性の検査がされております。

全てのキャスト用ガラス (フリットとビレット両タイプ) はもっと高い基準に達しています。10nm/cmの適合性で、キャスティング用としては安全と見なされ許容されている標準 (1000psi) より十倍低い100psi以下の歪みです。

当社の色ガラスまたは吹き用ガラスは測定膨張率が約96 x 10-7 (0-300oC) で徐冷点が約485~500oC (905-932oF) である一般的なソーダ、ライム等や透明素地ガラスといっしょに使用されることをお勧めいたします。

吹きガラスに携わるお客様へ::もしお客様が独自に調合されたガラスをお使いでしたら当社の基準値とのテストをお勧め いたします。テストには直径2~3mmの円形 (誤差0.05mm以内)、全長150mm以上のまっすぐなケインが必要です。このサービスは無料で行っております。ガラスの調合法も合わせて送って頂 けると実際テストをする前に論理的に性質を判断する事ができます。テスト終了後に当社の照査基準にあったトライデント融合のサンプルと当社の色ガラスに対 してどれだけ歪みが出るかを検査してお送り致します。結果は偏光計で再確認できます。線状膨張係数の差が大きすぎますと (約±4 x 10-7) ガラスはこのテストに耐えることができません。当社は無償でお客様のバッチ成分が最適の膨張率を持つよう論理的に調整いたします。その後、再度、トライデ ント融合テストを行います。

 

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